脳梗塞のリハビリ
- ドアノブが回せない
- ボタンが留めれない
- 入浴しても体を半分しか洗えない
- 爪が切れない 、傘がたためない
- ストレスで家族にあたってしまう
リハビリはやり続けないといけない。
脳梗塞のリハビリはやらなくなったら、どんどんできなくなってくる。リハビリは人間の可能性に挑戦することでもあります。
・物がうまく持てない
・生卵が割れない
・スリッパが脱げてしまう
・病気で麻痺のある部分しかリハビリしてもらえない
・不自由な姿を人に見られたくない
これは実際に、私が脳梗塞の患者さんから聞いてきた言葉です。
このような事でお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
脳梗塞リハビリ動画【左手指の動きの改善】
脳梗塞の後遺症でお悩みの方へ
ある日を境に突然・・・
手足をうまく動かせず、日常生活でさまざまな不便を強いられる。
今まで動かせていた指や腕が、ある日を境に急に動かせなくなってしまうのです。
こんなはずじゃ・・・と自尊心も傷つき、ストレスもたまってしまいますよね。
リハビリを頑張るも
なかなか以前のような生活ができない。
焦りと不安が強くなり、不自由な自分が嫌になり次第に通院回数も減り、外出するのも嫌になってしまう。
健康保険でのリハビリには制限がある
入院中は毎日のようにリハビリを行うのですが、3カ月程して退院すると通院に変わり、週に1回くらいの頻度に減ってしまう。
6カ月を過ぎると「あとは自分で自宅などでやっておいてください。」とリハビリは事実上打ち切られてしまいます。その後は自分からリハビリ施設を探して、積極的にリハビリをおこなわないと次第に指や腕、足首が動かせなくなってしまう。
6カ月月という期間で自分のイメージする姿まで回復された方はいいですが、そうはいかない方が多いのも事実です。
健康保険のルール
3カ月で退院、6カ月で打ち切り
3カ月で退院、6カ月で打ち切りというリハビリは、あなたの病状の重さ、回復力とは関係なく健康保険のルールで決まっています。
(健康保険でのリハビリのルールについては「リハビリはいつまでも受けられない」をご覧下さい >>)
病院と患者さんの考える「回復」の想いの差
そもそも健康保険でおこなう病院のリハビリは、最低限の日常生活ができればいいというものなんです。当然重度な症状だった方や高齢者の場合はそれ以上時間がかかってしまう。
病院側の目指す健康保険での「回復」の定義と、患者様がイメージする「回復してこうなりたい」という姿にギャップがあるのが問題だと思います。
リハビリはやり続けないといけない
私の考える脳梗塞のリハビリとは、頻度は時期で変わっていっても廃用性症候群(使わないとどんどん使えなくなる)を防ぐためにも、やり続けないといけないと思っています。
しかし健康保険の適応だけで考えていくと、そこには当然無理が生じてきます。
足をうまく動かせないので転倒したり、腕をうまく動かせないから自分一人で服も着替えられない。
腕が痒くても自分の手でかけないのです。自由に動かせない体で外に出るのが嫌になり、足腰も弱くなってくる。自宅にこもりがちになるのでストレスもたまってくる。
あきらめない気持ちが大事
長くそういう状態が続くと心も折れて、自分も家族もだんだんあきらめてしまっている。
そんな方も多いのではないでしょうか?
でも、あきらめないでください!
今からでもあきらめずにリハビリを頑張っておこなえば、元の状態までとは言わずとも十分回復していく可能性はあるのです。
もちろんリハビリをしていなかった期間や拘縮(硬くなっている)具合によっても違いますが「あきらめない気持ち」が大切なんです。
さかとう整骨院の脳梗塞後遺症リハビリ
目標にむけて二人三脚で
脳梗塞を発症してからの期間や、リハビリをおこなってこなかった期間によって、回復できる度合いやスピードは当然変わってきます。
当院では最初に患者様とどのくらいの事が可能になりそうか、患者様の目指す目標についてお話しをさせていただき、来院頻度や施術内容を決めていきます。
当院では手技とELECTROという深層の筋肉動かす専用の電気療法を使ったリハビリを行います。
長年動かす硬くなってしまった関節や筋肉に少しずつ刺激を加えていき、可動域を拡げていきます。
リハビリは地味で最初はほんの小さな変化から始まりますが、一つの事ができるようになってくると体って連動していろいろな事ができるようになってくるのです。
当院でリハビリをあきらめずにおこなった方は
• 指が開いて、物がつまめるようになった
• ドアノブがスムーズに回せた
• 生卵を自分で割ることができた
• スリッパを履いても脱げなくなった
• お風呂で体を少しづつ洗えるようになった
• 好きな服に着替える事ができるようになった
• うつぶせができるようになった
• 顔を洗えるようになった
• 外に出ても病気のことを言われないようになった
自信を取り戻して
なにより自分自身に自信がもてるようになり、家族に対しても優しくなって本当に明るくなっておられます。
絶対に治したいという気持ち
患者様の「絶対に治りたいというあきらめない気持ち」があれば可能性はあります。
どうしても最初は通院できないという方は申し出てください。往診が可能な距離であれば、外に出られるようになるまで往診という方法もとらせていただきます。
これまで悔しい思いや、つらい気持ちを経験されてきたと思います。
もし少しでもお気持ちが前に向かわれましたら、その時は是非ご相談ください。
*当院でおこなう脳梗塞のリハビリに関しては保険適応外の旨ご了承ください。