トリガーポイント
- 首のゴリゴリを押すと頭まで痛い
- 筋肉の奥の方にゴリゴリしたかたまりがある
- お尻を押すと足までビーンとしびれる
- 股関節の外がわに痛みがある
- 背中にピキンと痛みが出て動けないほど痛い
こり固まった筋肉をピンポイントで刺激する
動きの中で偏ってしまった筋肉のポイントを刺激して、痛みを取る技術です。
トリガーポイントとは?
トリガーポイントとは簡単にいうと圧痛点(押さえて痛い点)
筋肉の奥で「しこり状」になり、手で触るとコリコリする部分を感じる事があります。
その「しこり」がトリガーポイントと言われています。
トリガーポイントは痛みに近い場所だけでなく、離れた場所にある
これは神経の走行とは関係ない所で痛みを感じるため「神経痛」ではなく「関連痛」と呼ばれています。
関連痛とは?
痛んでいる場所にしこり(トリガー)が見つからず、痛む場所とは離れた所に原因となるしこりがあるという現象です。
関連痛にはそれぞれの筋肉に特有のパターンが存在し、筋肉だけでなく腱や靭帯、皮膚の刺激によってもあると言われています。
筋膜はつながっている
なぜ神経の走行とは関係ない離れた場所に痛みを感じるのか?という事についてはいろいろ言われていますが「筋膜のつながり」ということから考えていくと理解できます。
例えば頭痛の時、肩こりや首のこりもあって、目も疲れる。
こんな場合、肩こりや首こりの筋肉が原因(トリガーポイント)で頭痛や目の疲れを引き起こしていたりします。
ツボの位置に似ている
トリガーポイントは東洋医学でいう、ツボの位置とも一致する場合も多かったりします。
腰痛の方に多い坐骨神経痛の場合でもトリガーポイントが原因の場合があります。
よく聞く坐骨神経痛などもトリガーポイント療法で筋肉の「しこり」をとっていくことで解消する事ができます。
トリガーポイントはなぜできるのか?
長時間のデスクワークや、無理な姿勢などをとることで、筋肉に過度な負担がかかり血行不良が起こり、筋肉がこわばって「しこり」ができます。
一つの「しこり」が、関連する周りの筋肉を次々に緊張させ、固くしてしまいトリガーポイントとなります。
トリガーポイントを放置しておくと、さらに新たなトリガーポイントを生み出してしまいます。
そうならない為にも、ひとつ一つトリガーポイントの緊張をとっていく事が重要です。
筋膜とも密接な関係
ですから筋膜リリースと合わせておこなう事で施術効果はより高くなります。