【やらないと損】軟骨を再生させる膝振り体操7選 ひざ痛におすすめの進化版セルフケア#155

2026年04月20日

【やらないと損】軟骨を再生させる膝振り体操7選 ひざ痛におすすめの進化版セルフケア#155

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膝の痛みがある方にまず知ってほしいのは、膝の軟骨は血液から直接栄養をもらっているわけではないということです。

膝関節の中には滑液という液体があり、軟骨はそこから栄養を受け取っています。つまり、膝をまったく動かさないままだと滑液の循環が悪くなり、関節の状態も整いにくくなるわけです。

そこで役立つのが、昔からお伝えしている膝振り体操です。今回はその基本形に加えて、股関節の動き、荷重のかけ方、立ち上がりの安定までつなげた進化版の7種目をまとめます。

特に変形性膝関節症の方や、膝痛で歩くのが不安な方、立ち上がりでグラつく方には取り入れやすい内容です。できればピラティスボールを使うのがおすすめですが、手元にない場合は厚めのバスタオルでも代用できます。

目次

 

 
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まず押さえたい考え方 膝だけでなく股関節も一緒にみる

膝が悪い方は、かなりの確率で股関節も硬くなっています。

だから膝だけを何とかしようとすると、なかなか改善が続かないことがあります。今回の体操では、膝関節の滑液を動かしながら、股関節の可動性も少しずつ出していきます。

さらに後半では、立つ時に大事な足裏の荷重ポイントも練習します。膝痛の方はO脚ぎみになりやすく、小指側やかかと側に体重が逃げやすい傾向があります。そこで、親指の付け根でしっかり踏む感覚を作っていくのがポイントです。

準備するもの

  • おすすめ ピラティスボール
  • 代用品 厚めに丸めたバスタオル
  • 安定した椅子

ピラティスボールの良いところは、反動があるので力を入れすぎずに動かせることです。タオルでもできますが、ボールのほうが楽に続けやすいです。

膝振り体操7選

1. 股関節ボールケア

最初はウォーミングアップです。ボールを膝裏ではなく、少し太ももの裏寄りに置きます。そこから下へ軽く押し込むように上下させます。

これは膝を大きく伸ばす運動ではなく、股関節を軽く動かしながら膝周辺をならす運動です。いきなり膝を動かすのが怖い方に向いています。

  • 動きは小さくてOK
  • 膝の向きはまっすぐ
  • 左右1分ずつが目安

タオルを使う場合は少し厚めに丸めて、足が床につきすぎない高さを作ってください。

2. ノーマル膝振り体操

次は基本の膝振り体操です。ボールを膝裏に置いて、脚をブラブラさせるように振ります。

ここで大事なのは、太ももに力を入れて無理に伸ばさないことです。力を抜いてダラーンとさせ、ボールの反動で自然に揺れる感覚を使います。

ブランコで脚を振るようなイメージで十分です。ラクにできることが、この体操の大きな強みです。

 

 
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3. 大きく動かす膝振り体操

基本の膝振りに慣れてきたら、今度は少し振り幅を大きくします。ボールの反動に加えて、手で膝のお皿周辺を軽くサポートしながら、伸びる方向へ誘導していきます。

親指でお皿を少し持ち上げるように補助すると、膝が伸びやすくなります。

  • 脚はできるだけ脱力
  • 手で軽くサポート
  • 勢いではなく、なめらかな大きい動き

こうして関節包をしっかり動かしていくことで、関節の中の滑液の循環を促していきます。古い滑液が動き、新しい滑液が入りやすい環境を作るイメージです。

4. 股関節お尻上げ体操

今度はボールの位置をさらに後ろへずらし、太ももの裏からお尻の手前くらいに当てます。お尻が半分浮くくらいの位置です。

ここから、脚を下に押すというよりも、股関節を引き上げるように動かします。手で少し補助しながら、膝が体のほうへ上がってくる感覚を作ります。

階段を上がる時にも必要になる動きです。膝が悪い方は、この股関節を持ち上げる筋力が弱くなっていることが多いので、ここを楽に刺激できるのはかなり大事です。

5. アクセル踏み体操

ここからは荷重の練習です。

膝痛の方は、小指側やかかと側に体重が逃げてしまいがちです。そこで車のアクセルを踏むように、かかとは床につけたまま、親指の付け根でグッと踏み込む練習をします。

この時のポイントは次の通りです。

  • かかとは浮かさない
  • 小指側で踏まない
  • 膝だけ内側にねじ込まない
  • 股関節から膝、足首を通って親指の付け根まで一直線に体重を流す

感覚としては、体の重心が内側のラインを通って親指の付け根までつながるイメージです。立ち上がりや歩行の安定に関わる、とても大切な練習です。

6. ボール重心荷重体操

次は足裏の前方にボールを置き、前足部で踏み込みます。かかとはやや浮き気味でも構いませんが、重要なのはボールをブレさせないことです。

膝や足首をグラグラさせずに、股関節から体重をまっすぐ落として、親指の付け根で押し込む感覚を作ります。

もしボールだと難しい場合は、タオルのほうがやりやすいです。タオルは動きにくいので、最初の荷重練習には向いています。

この種目でつかみたいのは、「どこで踏めば膝が安定するのか」という感覚です。膝だけで頑張るのではなく、股関節から足先まで一本のラインで支えることが大事です。

7. 立ち上がり荷重体操

最後は実践編です。

これまで練習した「親指の付け根で踏む感覚」を保ったまま、椅子に座った状態から少しだけお尻を浮かせる練習をします。

完全に立ち上がる必要はありません。むしろ最初は、ちょっと浮きそうなくらいで十分です。

コツは、上に立とうとするのではなく、頭を前に下げることです。お辞儀を深くすると、お尻は自然に軽くなります。この時に、悪いほうの脚だけで立つのではなく、左右とも親指の付け根に体重を乗せながら行います。

  • 深くお辞儀する
  • 悪い脚にもちゃんと体重を乗せる
  • 小指側へ逃がさない
  • ほんの少しお尻が浮けばOK

怖い場合は、前にテーブルがある環境で行うと安心です。タオルを使ったほうが安定しやすいので、最初はこちらから始めても大丈夫です。

なぜこの流れが大事なのか

今回の体操は、ただ膝を動かして終わりではありません。

流れとしてはこうです。

  1. 膝と股関節をやさしく動かす
  2. 滑液の循環を促す
  3. 股関節の動きを改善する
  4. 足裏の正しい荷重を覚える
  5. 立ち上がりにつなげる

つまり、軟骨に栄養が届きやすい環境づくりと、膝を支える筋肉や使い方の再学習をセットで行っているわけです。

膝振り体操で状態が少し良くなっても、筋肉が弱くて使い方が悪いままだと、また不安定になります。だからこそ後半の荷重練習が重要なんです。

続ける時のポイント

セルフケアは、きついことを一気にやるより、ラクに続けられることのほうが大切です。

難しい体操やしんどい筋トレは、最初だけ頑張って終わってしまいやすいものです。今回の方法は、反動や補助を上手く使って、できるだけ負担を減らしながら続けやすく作られています。

毎日全部を完璧にやらなくても構いません。まずは次のように進めてください。

  • 痛みが強い時は前半の膝振り中心
  • 少しラクになってきたら荷重練習を追加
  • 安定してきたら立ち上がり練習へ

少しずつでも続けることが、膝の調子を整える近道です。

 

 
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FAQ

ピラティスボールがないとできませんか?

厚めのバスタオルで代用できます。ただし、ボールのような反動がないため、少し動かしにくい種目があります。ラクに続けたいならピラティスボールのほうがおすすめです。

膝振り体操はなぜ軟骨に良いのですか?

膝の軟骨は滑液から栄養を受け取っています。関節をやさしく動かすことで滑液の循環を促し、軟骨に栄養が届きやすい環境を作るためです。

膝だけ動かせば十分ですか?

十分とは言えません。膝痛のある方は股関節も硬く、足裏の荷重も崩れていることが多いです。股関節の動きと、親指の付け根で踏む感覚まで整えると、立ち上がりや歩行が安定しやすくなります。

どれくらいの時間やればいいですか?

各種目は左右1分がひとつの目安です。しんどければ30秒からでも大丈夫です。無理なく続けられる時間で行ってください。

立ち上がりの練習は怖いのですが大丈夫ですか?

完全に立つ必要はありません。深くお辞儀して、お尻が少し浮くくらいでOKです。不安が強い場合は、まずタオルを使い、前にテーブルがある場所で行うと安心です。

まとめ

今回の7種目は、単なる膝の体操ではありません。

膝の滑液を動かして軟骨に栄養が届きやすい環境を作ること、そして股関節から足裏までの正しい使い方を取り戻すこと、この2つを同時に狙った内容です。

特に大切なのは、最後の荷重です。親指の付け根でしっかり踏めるようになると、立ち上がりや歩く時のグラつきが変わってきます。

膝振り体操ができるようになってきた方は、ぜひ今回の進化版も加えてみてください。毎日少しずつで十分です。続けることで、膝の痛みがラクな状態を維持しやすくなります。