【変形性ひざ関節症】膝の痛みを悪化させる靴を履いていませんか?変形性膝関節症を改善する靴 悪化させる靴の特徴 膝に良い靴の選び方#080
2025年11月20日

こんにちは、大阪市都島区のさかとう整骨院の阪藤です。今回は、変形性膝関節症で悩む方々にぜひ知っていただきたい「膝の痛みを悪化させる靴」と「膝の痛みを改善させる靴」の特徴について詳しくお伝えします。膝の痛みを抱える方にとって、靴選びはただのファッションやサイズ選びではなく、膝の状態に大きく影響する重要なポイントです。
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目次
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膝の痛みを悪化させる靴の特徴5つ
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変形性膝関節症の膝痛を改善する靴の特徴3つ
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膝に良い靴の買い方とお店の選び方
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まとめ
膝の痛みを悪化させる靴の特徴5つ
変形性膝関節症の膝痛を悪化させてしまう靴には共通する特徴がいくつかあります。ここでは特に重要な5つのポイントを解説します。
1. サイズや幅が合っていない靴
多くの方が靴選びで重視するのは長さのサイズだけですが、実は「足の横幅(即位)」も非常に重要です。日本人の足は幅広で甲高な傾向があり、欧米基準の靴が多い市場では足に合わない靴を選びがちです。足幅に合わない靴は踵部分が広がり、足が靴の中でぶれてしまい、膝に負担をかけ膝痛を悪化させます。
2. 靴紐がない靴
靴紐がない靴は足を靴にしっかり固定できず、歩くたびに足が靴の中で動いてしまいます。膝関節は主に前後に曲げる動きが多いですが、靴の中で足が横に動くと膝に横方向のストレスがかかり痛みが悪化します。脱ぎ履きしやすいという利便性はありますが、変形性膝関節症の方にはおすすめできません。
3. 踵(かかと)がない、または柔らかすぎる靴
サンダルのように踵を支える部分がない靴や、踵部分が柔らかく潰れやすい靴は足の安定性を欠き、膝に負担をかけます。靴の踵部分には「ヒールカウンター」という硬い素材が入っていることが理想で、これが踵をしっかりホールドし、足のぶれを抑えます。踵が潰れてしまう靴は足首が横にぶれやすくなり、膝にも悪影響を及ぼします。
4. 靴底が柔らかすぎる靴
靴底が柔らかい靴は一見クッション性が良さそうに思えますが、過度に柔らかいと靴が二つ折りになってしまい、歩行時に足の構造に合わない曲がり方をしてしまいます。人の足は指先のあたりだけが曲がるのが正常なので、靴底が中間部分で曲がる靴は足や膝に余計な負担がかかります。
5. 靴底がすり減った靴
長く履いた靴の靴底は摩擦で徐々にすり減ります。特に外側がすり減ることが多く、そのまま履き続けると歩き方が崩れ、膝に余計な負担がかかります。靴底のすり減りは車のタイヤのように体全体のバランスに影響し、膝痛を悪化させる原因となるため注意が必要です。
変形性膝関節症の膝痛を改善する靴の特徴3つ
逆に、膝の痛みを軽減しやすくする靴には以下の3つの特徴があります。これらを満たす靴を選ぶことで、膝への負担を減らし痛みの改善につながります。
1. サイズと足幅(即位)が自分の足に合っている靴
膝の不安定さからくる痛みを軽減するためには、足にぴったり合った靴を選ぶことが大切です。足の長さだけでなく、横幅も必ず測定し、自分の実寸に合った靴を選びましょう。足のサイズは年齢や病気の影響で変わることもあるため、定期的に測ることをおすすめします。
2. 靴紐がある靴
靴紐があることで足を靴にしっかり固定でき、膝への負担を軽減できます。マジックテープやファスナー、ダイヤル式の靴は微調整が難しいため避けるほうが良いです。足の左右差やむくみの変化に対応できるため、毎回靴紐を調整しながら履く習慣をつけましょう。
3. 踵がしっかり安定し、靴底の2/3が硬く足先の1/3だけ曲がる靴
踵部分には硬いヒールカウンターが入っていて、押しても潰れない靴を選びましょう。靴底は足の構造に合わせて、指先の1/3だけが曲がる設計がベストです。これにより足の負担が減り、膝の痛みも軽減されます。
膝に良い靴の買い方とお店の選び方
膝の痛みを改善する靴を選ぶ際、最も大切なのは実際にお店に行って試着し、自分の感覚で確かめることです。通販や家族に頼んで買ってもらうケースも多いですが、サイズやフィット感は履いてみないとわかりません。膝の悪い方にとって靴はサポーターのような存在なので、時間と費用をかけて慎重に選ぶべきです。
靴を買うお店は、特に中高年向けの商品が多く、足のサイズを正確に測ってくれる専門知識のあるスタッフがいるところを選びましょう。専門の中敷き調整や足の形状に詳しい「シフィッター」の資格を持つスタッフがいる靴屋や、有名百貨店の靴売り場がおすすめです。
足のサイズは、立った状態で測定することが重要です。座った状態よりも足の幅や長さが変わるため、正確なサイズを知ることができます。また、朝と夕方でも足のサイズは変わるため、夕方の測定が理想的です。測定結果は必ずメモに取り、忘れないようにしましょう。
靴を選んだら、店内で実際に歩いてみて違和感や痛みがないか確認してください。つま先や足幅の当たり具合、靴底の滑りや引っかかりもチェックポイントです。違和感があれば店員さんに相談し、調整方法も教えてもらいましょう。
また、むくみや体調による足のサイズ変化にも対応できるよう、靴紐をしっかり結ぶ習慣をつけることが大切です。靴紐を結ぶことは膝のリハビリの一環と考え、手を抜かずに行いましょう。膝が痛くて靴紐を結ぶのが辛い方は、玄関に適度な高さの椅子を置いて座って結ぶと楽になります。
まとめ
変形性膝関節症の膝痛を悪化させる靴には、「サイズや幅が合っていない」「靴紐がない」「踵がない・柔らかい」「靴底が柔らかすぎる」「靴底がすり減っている」などの特徴があります。これらの靴を履き続けると、膝の痛みは悪化しやすくなります。
一方で、膝の痛みを改善する靴は「自分の足に合ったサイズと幅」「靴紐がある」「踵がしっかり安定し、靴底の2/3が硬く足先の1/3だけ曲がる」という3つの条件を満たしています。こうした靴を選び、正しく履くことで膝への負担を軽減し、痛みの改善につながる可能性があります。
靴選びは膝の痛み改善において非常に重要なポイントです。ご自身の足を正確に測定し、専門知識のあるスタッフがいるお店で試着・相談をしながら、膝に優しい靴を選ぶことを強くおすすめします。毎日履く靴にお金と時間をかけることは、膝の健康への最高の先行投資です。
ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの靴を見つけて、膝の痛みの改善に役立ててください。
最後までお読みいただきありがとうございました。









