【ひざ痛】だから治らない 膝痛が治らない人に出ている体からのサイン#110
2025年11月20日

【ひざ痛】だから治らない 膝痛が治らない人に出ている体からのサイン#110
こんにちは、大阪市都島区のさかとう整骨院の阪藤です。今回は、「膝の痛みがなかなか治らない方に見逃してほしくない体からのサイン」について詳しくお話しします。リハビリやストレッチを頑張っているのに、なかなか膝の痛みが改善しないという方は多いと思います。実はその原因の一つに「体の水分不足」が関係しているかもしれません。
目次
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膝痛と水分不足の関係性
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あなたの膝の回復を左右する「尿の色」
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水分補給のポイントと注意点
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膝の回復を促すセルフケア
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まとめ:膝痛改善のために今日からできること
膝痛と水分不足の関係性
膝関節の中には「滑液(かつえき)」と呼ばれる潤滑油のような液体が存在しています。これは車でいう「エンジンオイル」の役割を果たし、関節の動きをスムーズにし、衝撃を和らげる重要な役割を持っています。この滑液の主成分はほとんどが水分です。
そのため、体の水分が不足すると滑液の量が減少し、軟骨同士が直接擦れ合うことで悪循環が生まれ、膝の痛みが悪化しやすくなってしまいます。さらに水分不足は血液をドロドロにし、膝周りの筋肉や関節に十分な酸素や栄養が届かなくなり、老廃物の排出も滞ります。これが炎症物質や痛み物質の蓄積を招き、痛みを感じやすくしてしまうのです。
あなたの膝の回復を左右する「尿の色」
「水分はちゃんと摂っているつもりだけど…」という方にぜひ注目してほしいのが、体からのサインである「尿の色」です。実は尿の色を見ることで、体の水分状態が一目でわかり、膝の回復に適した状態かどうか判断できます。
尿は体の中でいらなくなった老廃物を排出する役割を持っていますが、その際に水分と一緒に排出されます。水分量が十分であれば尿の色は透明から薄いレモン色になりますが、水分が不足すると尿が濃くなり、黄褐色や茶色に近い色に変わってしまいます。
特に、日中ずっと尿の色が濃い状態が続くのは危険信号です。これは体が水分不足で血液もドロドロになり、関節液も減少している可能性が高いです。さらに、茶褐色から赤みがかった尿の色は膀胱炎や腎臓、泌尿器の病気の可能性もあるため、早めの医療機関受診をおすすめします。
尿の色による体の状態チェック
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透明〜薄いレモン色:水分が十分で体が潤っている状態。膝の回復に最適。
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やや濃い黄色:体の中がやや乾燥しているサイン。膝のクッションが乾き始めている可能性。
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濃い金色〜茶色:関節内に炎症が起こっている可能性が高い。体が悲鳴を上げている状態。
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茶褐色〜赤み:膝痛以外の病気の可能性があるため、医療機関の早期受診が必要。
水分補給のポイントと注意点
水分を摂っているつもりでも、実はカフェインを含むコーヒーや緑茶などは利尿作用があるため、体内の水分を排出してしまいがちです。特に中高年の女性はトイレが近くなるのを嫌がって水分摂取を控えがちですが、これが膝痛の回復を妨げる原因の一つとなっています。
また、味噌汁や野菜に含まれる水分だけで十分と思うのも誤解です。体の外から摂取した水分が関節の中まで届いているかが重要であり、喉が渇かないからといって水分不足とは限りません。
では、どのくらいの水分を摂ればよいのでしょうか?目安は体重1kgあたり30〜40mlです。たとえば体重50kgの方なら1.5〜2リットルの水分補給が理想的です。飲むタイミングは朝起きた直後、午前中にコップ2〜3杯、昼食後、お風呂の前後、寝る30分前などに分けてこまめに摂ることがポイントです。
膝の回復を促すセルフケア
水分補給と合わせて行いたいのが、膝周辺のリンパ節ケアや血流改善のための簡単なセルフケアです。老廃物を流すリンパの流れを良くし、関節液や血液の循環を促すことで膝の修復をサポートします。
1. 膝裏のリンパ節マッサージ
膝裏のリンパ節は老廃物を吸収し流す役割を持ち、体の下水道のような存在です。ここが詰まると老廃物が滞り、膝の痛みや炎症が悪化しやすくなります。マッサージには滑り止め付きのグローブやテニスボール、ピラティスボールが便利です。
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グローブを使う場合:膝裏の腱と腱の間の内側を軽く揉んだり、指でぐるっと押すようにマッサージします。
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テニスボールを使う場合:膝裏にボールを挟み、軽く押し付けながら膝を曲げ伸ばししてリンパの流れを促します。
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ピラティスボールを使う場合:膝の下にボールを置き、その上に手を乗せて指で軽く動かしながらマッサージ。腕の疲れも軽減できます。
マッサージは強くやりすぎると痛みが出ることもあるので、優しく行うことが大切です。お風呂上りやテレビを見ながらなど、リラックスした時間に行いましょう。
2. 足首の回旋運動
足首を時計回り・反時計回りにゆっくり回す運動は、ふくらはぎの筋肉を刺激し、第2の心臓と呼ばれるふくらはぎのポンプ作用を活性化します。これにより血液やリンパ液の循環が促進され、膝周りの水分や栄養の流れが良くなります。
膝を軽く抱えて行うとやりやすく、足首が硬い方は無理せず少しずつ動かすことをおすすめします。足首の動きが悪いと循環が滞りやすいため、毎日続けていくことが重要です。
3. ふくらはぎの筋肉トレーニング
ふくらはぎの筋肉を鍛えることも膝痛改善に役立ちます。座った状態で足首を回したり、軽く足を上げて筋肉を使う運動を行いましょう。これにより静脈の血液が心臓へ戻る「帰りのポンプ作用」が強化され、膝への栄養補給と老廃物の排出がスムーズになります。
4. 太もも前面のマッサージと温め
太ももの前面にある大腿四頭筋は大きな筋肉で、ここが硬くなると血液やリンパの巡りが悪くなり、膝痛の原因となります。滑り止め付きのグローブで軽く皮膚を滑らすようにマッサージし、筋肉をほぐしましょう。
また、冷えは膝痛を悪化させるため、太ももを温めることも重要です。寒い時期や冷えを感じる時は、こたつやホットカーペットの上に足を置いたり、ストーブの前で温めるのがおすすめです。温めることで血流が良くなり、膝痛の緩和につながります。
まとめ:膝痛改善のために今日からできること
膝の痛みがなかなか良くならない時、体は「水分不足」というサインを尿の色で教えてくれています。透明から薄いレモン色の尿が理想的で、濃い色が続く場合は水分摂取を見直しましょう。
水分補給は1日1.5〜2リットルを目安に、カフェインの多い飲み物に頼らず、こまめに水や白湯を摂ることが大切です。また、リンパ節のマッサージや足首の回旋運動、ふくらはぎの筋肉トレーニング、太もも前面のマッサージと温めを組み合わせて行うことで、膝の回復力を高めることができます。
これらのセルフケアは特別な道具がなくても手軽に始められますが、グローブやテニスボール、ピラティスボールを使うとより効果的で続けやすくなります。膝痛は水分不足による悪循環に陥ることが多いため、まずは体の水分状態をチェックし、適切なケアを始めることが重要です。
膝痛でお悩みの方は、ぜひ今日から尿の色を意識し、水分補給とセルフケアを取り入れてみてください。継続することで膝の痛みが和らぎ、歩きやすい体を取り戻せるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。膝痛改善のヒントとしてお役立ていただければ幸いです。
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