【手首 親指付け根の痛み】ドケルバン病 手首・親指の付け根の痛み かんたんセルフケア #072
2025年11月20日

【手首 親指付け根の痛み】ドケルバン病 手首・親指の付け根の痛み かんたんセルフケア |#072
大阪市都島区のさかとう整骨院、阪藤です。今回は「手首親指付け根の痛み」に悩む方に向けて、ドケルバン病の原因と効果的なセルフケア方法について詳しく解説します。手首や親指の痛みは日常生活に支障をきたし、不安になる方も多いですが、正しいケアを続けることで改善が期待できます。ぜひ最後までご覧いただき、一緒にセルフケアを実践してみましょう。
目次
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ドケルバン病とは?
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ドケルバン病の原因と発症しやすい人
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ドケルバン病の診断テスト(フィンケルシュタインテスト)
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セルフケアの前に準備するもの
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ドケルバン病のセルフケア3ステップ
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手指の負担を減らすために重要なこと
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まとめ
ドケルバン病とは?
ドケルバン病は別名「狭窄性腱鞘炎」とも呼ばれ、手首の親指側にある腱の通り道である「腱鞘(けんしょう)」というトンネル部分で炎症が起こる病気です。具体的には、親指を動かす筋肉「短母指伸筋(たんぼししんきん)」と「長母指外転筋(ちょうぼしがいてんきん)」の腱がこの約2cmの腱鞘トンネルを通る際に擦れ合い、炎症を引き起こします。
親指を広げると手首の親指側に2本の筋が浮かび上がります。このうち下の筋が炎症を起こしやすい部分です。炎症が進むと、手首の親指側に痛みや腫れが生じ、悪化すると手に力が入らなくなることもあります。
ドケルバン病の原因と発症しやすい人
かつてはピアノ奏者、美容師、料理人など手をよく使う職業の方に多かった疾患ですが、近年はスマホやパソコンの使用頻度が高まったことで、職業に関係なく発症するケースが増えています。特に女性に多く、産後の子育て中の母親や更年期の女性に多発する傾向があります。これは女性ホルモンのエストロゲンの減少が関係していると考えられています。
ドケルバン病の診断テスト(フィンケルシュタインテスト)
まだ病院に行っていないが手首親指側に痛みがある場合、以下のセルフテストでドケルバン病の可能性を確認できます。
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痛い方の手の親指を反対の手で握り、そのままゆっくりと手首を曲げていきます。
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親指を曲げて握りこみ、その状態で手首を下に向ける動作を行います。
これらの動作で手首の親指側(黒い部分)に痛みが出る場合、ドケルバン病の可能性が高いです。
セルフケアの前に準備するもの
セルフマッサージを行う際は、滑り止め付きの薄手グローブを使うと効果的で楽にケアできます。ダイソーなどで購入可能です。もちろん素手でも効果はありますが、グローブを使うことで皮膚を軽くこするだけでマッサージができ、つまんだり握ったりも楽になります。
ドケルバン病のセルフケア3ステップ
セルフケアは大きく3つのパターンで行います。いずれも無理なく、気持ち良いと感じる程度で実施してください。
1. 皮膚のマッサージで緩める
手首の親指側にある炎症部分のすぐ上、筋肉がある部分の皮膚と筋膜を優しく揺らしながら緩めます。炎症部分(黒い場所)は触らず、少し上あたりからマッサージを開始してください。30秒ほど軽くこするように動かします。
2. 筋肉のマッサージでほぐす
短母指伸筋と長母指外転筋の筋肉部分を、軽く握り込むようにほぐします。手袋を着用して親指や指でつまむようにマッサージすると効果的です。こちらも30秒程度行いましょう。
さらに、母子球の筋肉(親指の付け根の筋肉)も硬くなると痛みを引き起こすため、ここもマッサージします。母子球をこするように押さえ、痛気持ち良い程度に30秒ほどほぐしてください。
3. 指の股のストレッチ
親指と人差し指の間の皮膚が硬くなると、親指や手首の動きを妨げて痛みが増すことがあります。親指を持って軽く広げ、手首や指を痛くない範囲でゆっくり伸ばします。30秒ほどじわっと伸ばすことがポイントです。
4. 手首の微動運動
痛みのある黒い部分は避けつつ、手首の周囲を軽く掴み、痛くない範囲で手首をゆっくり動かします。前後や上下、回旋などさまざまな方向に動かすことで関節の柔軟性を促進します。30秒程度のウォーミングアップとして行いましょう。
5. 関節全体の動かし方
最後に、短母指伸筋と長母指外転筋の筋腹部分を押さえながら、手首を上下左右にゆっくり動かします。痛みがある場合は無理せず、痛くない範囲で行ってください。これにより筋肉の張りが緩み、痛みの軽減につながります。
手指の負担を減らすために重要なこと
ドケルバン病になる方は前腕の筋肉が非常に硬くなっていることが多いです。前腕の筋肉の硬さを取り除くことが痛み改善の鍵となります。手術を検討する前に、まずはこの筋肉の張りをセルフケアや専門施術で緩めることを強くおすすめします。
また、腕だけでなく肩や背中、全身の姿勢や動きを整えることも重要です。猫背や背中が丸まっていると、手首や指に過剰な負担がかかりやすくなります。体全体の使い方を見直し、正しい姿勢を維持することで再発予防にもつながります。
まとめ
ドケルバン病は長期化しやすい疾患ですが、適切なセルフケアを継続すれば痛みは軽減し、再発防止も可能です。マッサージやストレッチは痛みのない範囲で気持ち良いと感じる程度に行い、1日に2回ほど、朝とお風呂上りなどに実施するのが効果的です。
それでも症状が改善しない場合は、専門の治療院や医師に相談することをおすすめします。手首や指のトラブルは腕だけでなく体全体の状態が影響することが多いため、包括的なケアを受けることが大切です。
もし直接施術を希望される方は、さかとう整骨院までお気軽にお問い合わせください。LINE予約も24時間可能です。お身体に合った最適な施術をご提供いたします。
ご質問や取り上げてほしい症状があれば、コメント欄にてお知らせください。皆様の健康をサポートできるよう、今後も役立つ情報を発信してまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。皆様の手首と親指の痛みが少しでも楽になることを願っています。









