【運動だけでは足りていない!】自立した生活を送っている高齢者が持つ もう1つの力#114
2025年11月19日

【運動だけでは足りていない!】自立した生活を送っている高齢者が持つ もう1つの力#114
こんにちは。さかとう整骨院 大阪 都島の坂藤です。本記事では、高齢者が「人に迷惑をかけずに自立して暮らす」ために欠かせない二つの力について、実際の現場での気づきや具体的な始め方までわかりやすくまとめました。運動で足腰を鍛えることはもちろん大事ですが、もう一つの重要な力――最低限のデジタル(スマホ)スキル――を取り入れることで生活の幅と安心度が大きく変わります。
目次
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目次
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はじめに:「自立」とは何か
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なぜ「健康」と「デジタル力」がセットで必要なのか
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5年後・2030年の日本と高齢化の現実
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スマホは“生活のインフラ”になっている
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高齢者でもできるスマホの使い方と機種選びのコツ
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最初に始める具体的なステップ(体操とLINE)
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スマホでできる便利なこと(具体例)
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教えてくれる人を作る・教室に通うメリット
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ID・パスワードの管理方法(初心者向け)
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よくある不安とその対処
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FAQ(よくある質問)
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まとめ:今から少しずつ始めることが将来の安心につながる
目次
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はじめに:「自立」とは何か
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なぜ「健康」と「デジタル力」がセットで必要なのか
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5年後・2030年の日本と高齢化の現実
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スマホは“生活のインフラ”になっている
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高齢者でもできるスマホの使い方と機種選びのコツ
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最初に始める具体的なステップ(体操とLINE)
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スマホでできる便利なこと(予約、買い物、連絡、家電連動)
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教えてくれる人を作る・教室に通うメリット
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ID・パスワードの管理方法
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FAQ(よくある質問)
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まとめ:今から少しずつ始めることが将来の安心につながる
はじめに:「自立」とは何か
多くの方に「将来どんな老後を送りたいですか?」と伺うと、「家族や他人に迷惑をかけず、できるだけ自分のことは自分でやりたい」と答えられます。買い物に行きたい、病院に自分で通いたい、連絡は自分で取りたい――その理想はとても自然です。しかし、ここに落とし穴があります。足腰が元気でも、必要な情報を自分で受け取り・やり取りできなければ、本当の意味での自立は難しくなってきています。
なぜ「健康」と「デジタル力」がセットで必要なのか
私が提案する自立に不可欠な二つの力は次の通りです。
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健康で歩ける体(足腰の維持・セルフケア)
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最低限スマホを使える力(LINEで文字入力ができる、病院を予約できるなど)
どちらか一方だけでは不十分です。歩ける体があっても、病院の予約がオンライン化され、町内会の連絡がLINEで行われ、銀行窓口が減っている現代では、デジタルで情報を得たり手続きをしたりする力がないと生活に支障が出ます。
5年後・2030年の日本と高齢化の現実
今は2025年。ここから5年後、2030年には高齢化率が30%を超え、65歳以上の人口割合はさらに上がります(2025年:高齢化率29.6% → 2030年:30.6%)。人口減少と労働力不足が進む中、人手を要するサービスは機械化・IT化が進みます。つまり、サービスそのものがデジタル前提になる場面が増えるのです。
スマホは“生活のインフラ”になっている
スマホは水道・電気・ガスと同じくらい生活に不可欠なインフラになりつつあります。時刻表や乗り換え案内、病院の順番予約、町内会からのお知らせ、さらにはキャッシュレス決済など、日常の情報や手続きがスマホを通じて行われる機会が増えています。スマホが使えないと「地図を持たずに道を歩く」ような状態になり、せっかく歩ける体力があっても不便が生じます。
高齢者でもできるスマホの使い方と機種選びのコツ
実際に80代の方でも必要最低限の機能(LINE、電話、地図アプリなど)を使われている方は多くいます。ポイントは次の通りです。
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機種選び:私は高齢者にはiPhoneを強くおすすめしています。理由は操作性の安定・シンプルさ・教えてもらいやすさ(家族や若い人の多くがiPhoneを使っている)です。Androidはメーカーや機種によって操作が大きく異なるため、覚え直す負担が大きくなります。
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画面サイズ:目が見えにくい方はタブレット(iPad)やiPad miniも検討。文字サイズを大きくする設定も可能です。
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買い替えのタイミング:家族が買い替えるタイミングで同じ機種に揃えると教えてもらいやすく、家族割などの料金メリットも期待できます。
最初に始める具体的なステップ(体操とLINE)
難しく考える必要はありません。私がおすすめする“両輪”の始め方:
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体を作る:毎日5本ほどの簡単な体操から始めましょう。膝痛・腰痛のセルフケア、ウォーキングやプールも有効です。
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スマホの基本:まずは電話とLINEの送受信ができるように。短い文章を打つ練習、写真の送り方、既読・未読の確認など日常のやり取りから慣れていきます。
最初は誰でも初心者です。触って慣れることが重要なので、少しずつの継続が力になります。
スマホでできる便利なこと(具体例)
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病院の予約・順番確認:オンライン予約で長時間の待ちを避けられます。
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乗換案内・地図:目的地までの最短ルートやバス・電車の時刻を瞬時に確認。
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タクシー配車アプリ:呼んでも捕まらない時にアプリで配車。数百円の手数料で体力的負担を減らせます。
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ネット通販:水・米・トイレットペーパーなど重い物を自宅に配達。初期設定は家族に手伝ってもらうか、教室で学ぶ。
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キャッシュレス決済:イベントや施設で現金が使えないケースも増えています。クレジットカードや電子決済の登録が便利。
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ビデオ通話:離れて暮らす孫や家族と顔を見ながら会話でき、孤立感を減らす効果が高いです。
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家電との連動:遠隔でエアコンON/OFF、ロボット掃除機の操作、お湯はりなどが可能になり、生活が格段に楽になります。
教えてくれる人を作る・教室に通うメリット
周りに教えてくれる家族や孫がいれば一番良いですが、近くに頼れる人がいない場合はスマホ教室に通うのがおすすめです。文化教室の感覚で、実践的に何度でも質問できる場を持つことで慣れやすく、認知症予防にもつながります。
ID・パスワードの管理方法(初心者向け)
スマホやネットを使うときに必ず必要になるのがID(ユーザー名)とパスワードです。忘れて困ることが多いので、次の方法をおすすめします。
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手書きのノートにIDとパスワードを記録しておく(銀行の暗証番号と同じ扱いで、安全な場所に保管)。
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IDは分かりやすいアルファベットの組み合わせ+数字、パスワードは英数字の組み合わせで決める。
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複数のサービスでパスワードをコロコロ変えるより、ノート管理で確実に使えるようにする。
よくある不安とその対処
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「機械操作は苦手」:最初は誰でも初心者。触る回数を増やして慣れるしかありません。焦らず一歩ずつ。
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「文字が小さくて見えない」:文字サイズを大きくする設定や、iPadなど画面の大きい端末を使う。
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「買った店で教えてもらえない」:多くの携帯ショップは故障対応はしてくれますが、使い方の手取り足取り指導は期待しにくいです。教室や家族、地域の支援を活用しましょう。
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「個人情報・ロック解除が怖い」:セキュリティは重要ですが、信頼できる家族にのみ手伝ってもらい、パスワードは必ず本人管理のもとで記録すること。
FAQ(よくある質問)
Q1:スマホは本当に高齢者でも使えますか?
A:はい。80代の患者さんでもLINEや予約、動画視聴を使われている方は多いです。重要なのは「必要最低限から始める」こと。電話とLINE、病院予約くらいからで十分効果が感じられます。
Q2:機種は何を買えばいいですか?
A:基本的にはiPhoneをおすすめします。操作が統一されていて家族や孫に教えてもらいやすく、機種変更しても操作が大きく変わらないからです。初期費用は高く見えるかもしれませんが、下取りが効きやすく長期的には負担が少なくなるケースもあります。
Q3:インターネットや回線は必要ですか?
A:スマホでの外出時や買い物、予約、地図アプリを使うには通信が必要です。家で大画面でYouTubeを見たい場合は光回線を引く選択肢もあります。タブレットは家庭内でWi-Fiだけでも便利に使えます。
Q4:学ぶ場所が近くにありません。どうすれば?
A:地域のスマホ教室、カルチャーセンター、シニア向け講座、またはオンラインの丁寧な動画を活用しましょう。最初だけ家族に設定を手伝ってもらい、日常的な使い方は教室で習得する方法も有効です。
まとめ:今から少しずつ始めることが将来の安心につながる
自立した明るい未来を作るために、まずは「足腰を鍛える体作り」と「最低限のスマホスキル」を両方少しずつ育てることをおすすめします。スマホは難しいものではありません。毎日少し触ること、分からないことはメモすること、教えてくれる人を作ること。この3つを実践すれば、情報不足や孤立を防ぎ、将来に向けて安心して暮らせる力が身につきます。
当院では普段の施術の中で簡単なスマホの相談にも対応できます(特にiPhone)。ご希望の方は概要欄やLINEからご予約ください。一緒に「一生歩ける体」と「生活を支えるデジタル力」を育てていきましょう。









