筋膜リリースとは、固まって動きの悪くなった筋膜を解放(リリース)して筋肉の動きや血流の改善を促す療法です。

筋膜って何?

筋膜とは全身の筋肉、筋肉繊維、内臓などを覆っているネット状の薄い膜の事です。鶏肉なんかが薄い膜に覆われているあれです。
その膜も筋膜でありますが、顕微鏡レベルで言うとその中に入っている細かい筋肉にもそれぞれ膜があって、筋肉は筋膜に覆われてそれぞれ束のような単位で構成されています。
また筋膜は柔らかい組織なので、委縮・癒着しやすい特徴があります。例えて言うなら、重なっている筋肉の膜どうしが引っ付いたり表面にしわができたような状態です。この筋膜の委縮や癒着がコリや痛みを招き、筋肉の柔軟性を損なう原因になってしまいます。
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筋膜はつながっている

筋肉の端っこは腱となって骨に付着しており、一つの筋肉自体は個々の働きをしています。しかし私達の動きというのは決して単体の筋肉だけで動いているのではなく、多くの筋肉がうまく連動して協調しながら体を動かしているのです。

そんな協調した動きを担うために筋肉を覆う筋膜どうしはつながっているのです。筋膜は頭の上から足裏まで体全体につながっていて体の姿勢を保ったり、複雑な動きをするために協調した働きをしています。その筋膜どうしのつながりはアナトミートレインと言われ特殊なつながり方をしています。

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筋膜リリースの効果って?

筋膜リリースを行う事で、一番の効果は血流の改善があげられます。血流がよくなることで筋肉内の老廃物、疲労物質除去が促進され痛みの軽減や損傷部分の早期改善が見込まれます。

筋膜リリースの施術方法は?

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実際の筋膜リリースの施術は、筋膜の委縮・癒着ポイント(トリガーポイント)をゆっくりと引き離すようにしてゆっくり押さえていきます。
さきほど話したたように筋膜はアナトミートレインという特殊なつながりでつながっているのでそのつながりの経路をふまえて治療すると、痛みの出ている部分以外の離れた部分の緊張をとっていけるのです。

例えて言えば背中のこりを遠く離れた足の裏やふくらはぎの緊張をとっていく事から改善できるという感じです。

筋膜リリースの治療法とトリガーポイント治療は重複する部分が多いので実際は合わせておこなうことが多くなります。